夜逃げを家族とするリスクを選ぶよりも

夜逃げを家族と一緒に行うのであればリスクは高くなります。 夜逃げをしなければならないのは借金から逃れるため、DVの夫から自分と子供を守るためなど切迫した事情があるでしょう。

しかし、夜逃げは自分一人ではなく家族を巻き込むと、それだけ見つかる可能性が高くなりますので夜逃げを失敗する確率も高くなってしまうのです。

だからこそ家族で夜逃げをするのであれば、リスクを承知した上で絶対に逃げ切る覚悟を持って実行してください。

夜逃げ先で子供を学校に通わせることができるのか

親は子供を小中学校の義務教育は住民票がある地区の学校に通うことを原則義務付けられています。

夜逃げ先でも公立の小中学校であれば子供を通わせることはできます。

住民票を移せなくても、それがDVの夫に新しい住所を知られなくないためなど正当の理由がある場合は、教育委員会に事情を話し転校が認められますので、子供の学校のために住民票を移す必要はありません。

子連れの夜逃げは制限が多くなる

夜逃げ先でも子供が学校へ通えるようになるだけでは問題は解決しません。

住民票を移さなければ健康保険証を利用できなくなります。子供が病気になってしまい病院の治療を受けたら全額負担になってしまいますし、高額な医療費を払うことが出来なくなり適切な治療を受けられないことにもなってしまいます。

また、子供には夜逃げをすることを前もって伝えないケースがほとんどです。

夜逃げする前に子供に話してしまうと子供から近所の人や友達に話してしまったら、そこから金融業者に夜逃げ先をばれてしまうことを避けるためです。

借金が理由で夜逃げをしても、夜逃げ先がばれてしまえば夜逃げした意味がなくなりますし、借金の返済からは逃れられなくなります。

それでなくても子供は環境が突然変わることにストレスを感じますし、 夜逃げした事情を飲み込めず情緒不安定になってしまう恐れがあります。

子連れで夜逃げするリスクもとても大きいです。夜逃げ自体のリスクが高いですが、子供がいることによってさらに事態を悪化させる可能性があることを忘れないでいてください。

夜逃げで家族に迷惑を掛けたくないなら

リスクが大きい夜逃げをするべきなのか今一度しっかり考え直してください。家族に迷惑をかけるようなことになればに夜逃げしたとしても意味がありません。

もし家族に借金の返済義務を負わせたくないのであれば、手続き上の離婚をしておくだけでもいいです。

そうすれば夜逃げをして子供を転校させることはしなくても済みますし、夜逃げ先で不安定な生活を送る必要がなくなります。

もちろん離婚することで、家族の生活が厳しくなるかもしれませんが、借金返済に家族を巻き込まないだけでも生活は楽になるのではないでしょうか。

夜逃げすることで家族をバラバラにしてしまうことだけは避けましょう。夜逃げ以外にも家族を借金から守る方法があります。

債務整理の自己破産がでは、借金を返済する義務があるのは本人なので自己破産をしたとしても、家族を連帯保証人としていないのであれば返済義務を負うことはありません。

もちろん自己破産をしたことで新たな借り入れができなくなる、職業や移動の制限などが生じます。

しかし、借金の返済義務がなくなり再スタートを切ることができるのですか、それくらいの制限なんてより夜逃げするよりは断然マシなのではないでしょうか。

自己破産は借金が返済する義務がなくなりますが、自己破産後に最低限の生活が送ることができなければ生活保護の受給を受けられます。

国はあなたと家族を最低限の生活ができるよう保証してくれるのです。夜逃げして安定した収入を得られる仕事をつけなくなり、さらに生活が苦しくなるのでしたら、夜逃げをすることが賢明なことではないことが、おわかりいただけるのではないでしょうか。

夜逃げするしかないところまで追い込まれてると冷静な判断ができなくなりますが、夜逃げは決して未来を明るくするものではないことを覚えておいてください。